糖質摂取量の目安
自分に必要な糖質の量はどのくらい?
そもそも自分に必要な糖質の量はどのくらいなのでしょうか?
実際に具体的な糖質の摂取量の目安は設けられておらず、食事摂取基準より目安量を把握する必要があります。
「日本人の食事摂取基準2020」では、性別を問わず1日に食事から摂取するエネルギーの50~65%を炭水化物の摂取目安としています。
※ここでは食物繊維を含めた炭水化物量とします。
1日に必要なエネルギーは体格や活動量によって異なるので、自分の摂取量を計算してみましょう。
白ごはんが茶碗1杯(150g)で糖質が約55g含まれているということを考えると、白ごはんだけで1日約165gも摂取していることになります。
さらに、糖質は主食以外にも含まれているため、それ以上に糖質を摂取していることになります。
糖質を少なめにする場合は、まずご飯を半量にしてみたり、食物繊維が豊富な食材を選択するのがいいでしょう。
1日の食事から摂取するエネルギーは、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランス(PFCバランス)を考えることが大切です。
他の栄養素とのバランスも考慮しながら、適切な量を摂っていきましょう。