血糖値を下げる方法④
サプリメントで栄養を補う
食事や運動、睡眠に気を付けよう!と思っていても、なかなか簡単には改善できないこともしばしば…。
そんなときにはサプリメントで栄養を補いましょう。
血糖値を下げるために必要な3つのこと
①食物繊維を摂ること
食物繊維は便秘予防で有名ですが、実は血糖値の上昇を抑える働きがあります。
食物繊維から先に食べることで、糖質の吸収をゆるやかにし、結果血糖値を下げてくれるのです。
野菜類やきのこ類、海藻類に多く含まれていますが、食事だけでは不足しやすく、毎日たくさんの量を摂るのはなかなか大変ですよね。
そんなときにおすすめなのが、サプリメントです。
食物繊維の中でも特に血糖値に効果のある成分といえば、「イヌリン」と「難消化性デキストリン」です。
②インスリンを元気にすること
そもそもインスリンとは、血糖値を下げる唯一のホルモンで、血糖値を調節してくれる働きがあります。
血液中のブドウ糖が細胞内に取り込まれたあと、糖は重要なエネルギー源となるため、血糖値は正常値になっていきます。
インスリンがないと、血液中の糖は細胞内に取り込まれず、血液中に増えていき、高血糖へつながっていくのです。
そうやって糖はインスリンによって血液中から運び出されていきますが、糖を摂りすぎるとインスリンを分泌する膵臓が働きすぎて疲れてしまい、インスリンの分泌が低下してしまいます。
そこで、インスリンを元気にさせるための成分が必要です。
インスリンを元気にすることで知られている成分は、天然のインスリンといわれている「イヌリン」、「イソアリイン」、「ピニトール」です。
イヌリンは菊芋、イソアリインは玉ねぎ、ピニトールは大豆やアイスプラントに含まれています。
③糖の分解を止めること
食事で摂った糖分(二糖類)が単糖類に分解されて、血液中に流れ込み、血糖値が上がる仕組みになっています。
その分解を止めることで、血糖値の上昇を抑えることができます。
分解を止めることで知られている成分は、血糖値サプリでも有名な「サラシア」と「桑葉」という成分です。
サプリメントは日頃の食事では補いきれない栄養がしっかりと含まれています。
運動や食事、睡眠に気を配りながら、サプリメントを併用していくことで、目標値に近づけられるかもしれません。