血糖値を下げる方法①
有酸素運動をおこなう
高血糖値対策として、日々の生活の中に運動を取り入れることがとても大切です。
ハードな運動をする必要はありません。軽めの有酸素運動が高血糖値対策に最適です。
ただし、食後すぐに運動を行うのはダメです。食後は心臓に送られる血液量が少ないので、身体に負担が大きくかかってしまいます。食後1時間ほど経過してから運動を行いましょう。
運動をすることで、血糖値を抑えることができますが、いつ運動するのかによっても血糖値の下がり方に差が出ます。
一般的には、食後の血糖値が上昇するタイミングでの運動が適切とされています。食後すぐでは先ほども説明したように身体への負担が大きいので、食後1時間後を目安にするといいでしょう。
そもそも、有酸素運動とはどのような運動なのでしょうか?
有酸素運動とは、多くの酸素を身体に取り込みながら行う運動です。取り込んだ酸素を使い、体内の糖質や脂肪を燃焼することでエネルギーを作ります。エネルギー源が糖質や脂肪なので、疲れが溜まりにくく、長時間の運動も行いやすいです。
有酸素運動の代表的なものとしては、ウォーキング、ジョギング、水泳、水中ウォーキング、サイクリングなどがあります。ただし、これらの有酸素運動も激しく行ってしまった場合は、無酸素運動になってしまいます。酸素をたくさん取り込めるように、呼吸を意識しながら運動してみましょう。
有酸素運動の中でも、オススメなのがウォーキングです。同じウォーキングであっても、ダラダラ歩くのと、きびきび歩くのでは、体の使い方が全く違います。酸素をしっかり取り込めるように呼吸を意識しながら、背筋を伸ばして歩いてみましょう。